テスタメント:1.フラグメント(1)

(2016-08-28)
こんにちは。そろそろ夏も終わり。

的な感じの気候になってきましたが、
たまーに「あ、まだ夏だこりゃ」という暑さに。
夜はすっかり涼しくなったので、
僕の最も好きな季節である秋を感じます。

今日はクライムと遊びまして、
更に彼の友人であるキングダムも来ました。
※キングダム…クライムの友人。リューニャーの友人…
でもあるっちゃある。一応小学校とか同じ。
遊戯王など趣味が豊富で、かなり有名な企業に就職した。
しかし退職、10月まではニート予定。

今日久々に会って「デュエルキングダムと呼んでくれ!」
と開口一番に言ったのでキングダムに決定だ!(笑)
でもそれは人ではなく場所の名称…。

キングダムも遊戯王に凄くお金をかけていて、
誰と遊ぶのかと訊ねたら「一人で…」と答えられ、
悲哀と狂気を感じました。

さてさて。
そんな今日はいつぞやにTwitterで言った、
「夏ということで【宿】が完結していないのに書いた小説のようなもの」
の記事になります。因みに現時点で未完成。

ほら、道外はきっとまだまだ夏でしょ?
9月も残暑に見舞われること請け合いでしょ?
というわけで頑張って書きます(白目)。

【宿】が完結していない、
と言いましたがあれはきっと終わらない。
だってお気に入りだから。

というわけで追記から
テスタメント(というタイトルの):
1.(つまり複数のお話が存在する)
フラグメント(話のタイトル)
(1)(つまり1話目も分割するよ)
が始まります。説明長い!!



1.フラグメント

きぃっ、と小鳥の鳴き声のような音を立てて開いた郵便受けの中に、
実に安っぽい、チラシと大差ないような薄さの便箋が、遠慮がちに佇んでいた。
少し汗ばんだ手で取り出し、中身を読んでみると、簡潔に書かれた、
この世からの別れの言葉と、女の子の名前が書かれている。
そんなものが自宅の郵便受けに入っていたら、
夏休みを怠惰に過ごしている暇な僕がやることは一つだった。
この子を探そう。便箋を折ってポケットに無造作にしまい、適当に歩くことにした。
飲みかけのまま放置してきたアイスコーヒーは、
帰る頃にはホットコーヒーになっているだろう。
…そんなわけないか。

可愛い子だといいな。
生きていても死んでいても、どちらでも良いけれど。

熱せられたアスファルトから立ち上る熱気、響く蝉時雨。
この暑さだと、すぐに遺体は腐敗してしまう。
そうなると、今日にでも見つけるのが好ましい。
まだ生きているのか、それとも既に実行しているのかはわからないが、
わざわざこんなものを他人の家の郵便受けに入れるくらいだから、
どちらにしろ見つけてもらいたいに決まっている。
その意図はこの短い文章からは察することができないが、普通に考えればそうだろう。
曲がり角に差し当たったところで、聞き覚えのある、パタパタとサンダルが忙しくなく地面と接する、
幼馴染みの音が僕の耳を直撃した。蝉よりよっぽど自己主張が激しい。
「あ、ねぇ!家に行ったら出かけたっておばさんが言うから急いで来たんだけど!」
たすき掛けした鞄を揺らしながら、
息を切らした幼馴染みが詰め寄ってくる。
ふわりと香るシャンプーのにおい。
汗で濡れている細くて白い腕。ああ、いつも通り可愛い。
「いや…そんなこと言われても。何か用があったの?」
約束をした覚えはないが。いや、忘れているだけで、
宿題を一緒にするとか蝉の脱け殻を探しに行くとか、
そんな約束を眠気眼を擦りながら適当に交わしていたのかもしれない。
だとしたら申し訳ない。
「いや…用が無かったら会っちゃダメなの?」
「何を可愛いこと言ってるんだか…まぁ、駄目ではないよ」
「そっちこそ、なんか外に出る用事があったの?」
「ちょっとね、急用が届けられて」
「何それ。最近の宅配サービスはお坊さんだけじゃなくて、
急用まで取り扱ってるわけ?」
「残念ながら、切手も何も無いけれど届いてしまったんだよ。
差出人しかわからないものが」
そう言いながら、四つ折りにした遺書をポケットから出して、
彼女に見せる。女の子らしさを感じさせない便箋に、
女の子らしさを感じさせない、簡潔に完結している文章と、
女の子らしさを感じさせる名前を彼女は三回くらいじっくり読み返した。
「…私、この子を知ってる」
そう言って、彼女は鞄の中から、学生証を取り出した。
そこに書いているのは、遺書に書いているものと同じ名前だった。
何故か写真が剥がれていて、肝心の顔がわからない。
可愛かったらやる気も増すというのに。
「これはどうしたんだ?もしかして遺留品?」
「滅多なこと言わないでよ…昨日、駅前で拾ったの。すっかり忘れてたけど」
「ふぅん…じゃあ電車を利用して何処かに行ったのかな?」
僕の家のポストに遺書を投函して、駅に向かい学生証を落とす。
いや、恐らく敢えて落としたのだろう。つまり、写真はその前に自分で剥がしたというわけだ。
…顔に自信が無いのだろうか。不安になってきた。
「で?この子を探すのが急用ってわけ?」
「そういうこと。一緒に行く?」
少し悩んでから、彼女は首を縦に振った。生きているといいね、と言って。
僕的にはどちらでも構わない、可愛ければ。とは口にできなかった。

駅に着くと、駅員以外に人の姿は認められなかった。
駅員に昨日拾った学生証を見せるかどうかで少し揉めたが、
見せないということで落ち着いた。
顔写真が剥がれているし、仮に駅員に預かられると不都合だからだ。
この駅から何処に向かったのかを判断するのは困難だが、目処はつけないと先に進めない。
幸い、昨日人身事故があったとは聞いていないので、
この駅が文字通り終着ということはないだろう。
ここはそれほど都会ではないので、四駅ほど乗っていれば喧騒とは無縁の閑静な町へと行ける。
更にそこから三駅ほど過ごせば、主雉という町に着く。
自殺をするにはお誂え向きといった感じの森や崖がある場所だ。
普通に考えるとそこら辺だろうか。
「主雉に行こうか、あの町なら自殺をする人が行くのに不自然は無い」
「私の友だちの彼氏が住んでる町だね!」
「いや…その情報はいらないけど」

はい。相変わらず改行は適当でございます。

死体を探しに行く…
スタンドバイミーみたいですね。観たことないけど。

因みに話は4話構成、
それを分割して掲載していくので…うわぁ長そう。

【宿】ではできないことを書こう、
と思っているのですが、どうなることやら。

自分で言うのもなんですが、
最初は「面白くない」です。
じゃあ後半は面白いの?と訊かれると…
そんなものは「はいそうです」と言えるはずもない。

まー生温い目で見守ってやってください。

それでは~
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プロフィール

リューニャー

Author:リューニャー
メール:whale_in_the_cup?yahoo.co.jp
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生息地 北海道
職業  保育士
性別  男(21歳)
読書とゲームが好きです
PSPo2iインフラは9月29日に終了しました。
PSO2 シップ1
漫画冊数:1338冊
Twitterやってます。
→@mukootoaoto(ブログ更新情報も見れるよ!)

リンクフリーです。
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