スポンサーサイト

(--------)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


リレー創作 希夢三重奏 十二話(これにて終い)

(2016-04-20)
こんにちは。二連休も最終日。

Amazonで何を買うか悩んだ挙句、
まだ何もカートに入れてません(笑)

昨日はメンテ前ギリギリまで、
フレンドの方々とPSO2でカジノに居ました。
いやー、楽しかったですねぇ。

その記事も書きたいところではありますが、
数日前に宣言しちゃったので、
リレー創作の最終話を書こうと思います。

応真さんとミラルっちの、
最低二人には需要があると思うので、
頑張って書こうと思います!

リレー創作 希夢三重奏
↑今までの作品を読み返す場合はこちらから!


ユウ姉が持ってきてくれた手紙を、敢えて読まずに破り捨てるのも一興な気もしなくもないけれど、ここで奇を衒っても仕方がない。そんなことのために、そんな分岐のためにミラル君が頑張ってくれているわけではない。私は素直に手紙を受け取り、封を開けた。小さなカードが一枚と、赤で綺麗に縁どられた便箋が二枚入っていた。誰からだろう。もしかしたらミラル君かもしれない、そう思いながら便箋に目を通す。…そうか、

「…ユウ姉、ちょっとシェオルに会いに行くね」
「それは、あの日会えなかったからですか?」
「あの日会えなかったからじゃないよ。
今、会わないといけないの」

私はユウ姉の許可を貰い、便箋を握りしめて家を飛び出した。B.F.Mに連絡をすると、シェオルちゃんと会えるようにしておいてあげるよ、とあっさりセッティングをしてくれた。珍しく、お金のことは一切口にしなかった。今はそれどころじゃなくてね、情報屋としてやらないといけないことがあるんだよ、とだけ言い、通話は切れた。口数が少ないのも珍しい。短いは短いでなんだか物足りないな、と思いつつ、私はシェオルの元へ向かった。

「応じてくれてありがとう、シェオル」
「別にいいけれど。で、話ってなにかしら?」
「私は、ハッピーエンドにしたいんだ。
そして、そのためには一人欠けている」
「彼を取り戻すつもり?流石にそれは不可能でしょう」

あの出鱈目な存在に可能か不可能かでも決めてもらうつもり?と呆れたようにシェオルは呟く。私にはわかっている、【紫黒】さんなら、あの存在自体がまやかしのような彼女なら、デウス・エクス・マキナのようにハッピーエンドを紡いでくれるのだろう。でも、それは私が欲しいものではない。そして、例えば別の世界に繋げたり、一説を異にしたり、絶望的な破壊をしたり、過去を再現したり…想像したり、創造したり。そんな、私には世界さえ違うと思うような力でミラル君を取り戻したって、きっとそれは違うんだと思う。失ったものは、簡単には戻らない。でも、私たちは彼を失ったわけではない。

死んだわけでもない。

でも、どれだけ夢見がちだと思われても、どれだけご都合主義だと思われたとしても、私は、ここにいない彼を「死んだわけじゃない、今でも彼は私たちを見守っているよ」だなんて綺麗な言葉で丸め込まれるつもりは毛頭ない。

「不可能かどうかを決めるのはシェオルじゃないよ。【紫黒】さんでもない」
「…そう。何を言っても無駄なようね」

まずい、もしかして殺される?と一瞬思ったけど、シェオルは静かに目を瞑った。そして、静かに続ける。

「具体的な話を聞かせてくれる?妄言を聞かせるために呼び出したわけではないでしょう」
「…うん。【紫黒】さんはミラル君はこの世から消えて、限りを広げ続ける存在になったって言ってた。あれから数か月経ってもミラル君は戻ってこないし、仮に戻せるとしたら【紫黒】さんは既にやっているだろうし、ディシディアさんが【異説】で戻しているかもしれない。でも、そうならないってことは、きっと誰にもどうしようもないんだと思うんだ」
「ええ、そうでしょうね。それだけこの世界を維持するというのは理解の及ばないことなのでしょう」
「白と黒が合わさってしまって、それが溢れないように円を作ってくれたのがミラル君」
私は、ベルの例えを持ち出した。ミアさんは架け橋と言っていたけど、彼女の予想に反して彼は戻ってこなかった。つまり、作っただけでは足りず、これからも作り続けないといけなくなり、もう彼は人ではない存在となってしまった。
「そこで、私が考えたのは-」
私の策を聞いて、シェオルは『錬世刀』を取り出し、ただ一言、「可能だわ」とだけ言った。その言葉は、何よりも強い後押しだった。

「まぁ結局、便利な力には頼りたいなって思っちゃって。皆に集まってもらったんだけど…」
数か月ぶりに、あの日以来会っていなかったメンバーが一堂に会した。一度は敵対したディシディアさんも、ディスピアーさんと一緒に来てくれた。そう、頼らないつもりではいたけど、それは単体の力で、そして根本的な解決にならない場合は頼らないと考えていた。
「まずは、『錬世刀』でミラル君のところに行く。そして、現時点での『限り』をロベリアが複製、ディディアさんの【異説】でミラル君を助けてほしいんだ。そして、ミアさんに引っ張ってもらおうと思うの」
「ふぇ?私ですか?」
「この中で一番ミラル君のことを愛しているのはミアさんでしょ?」
「えへへ、そうですね!この中で、ではなくこの世で、ですけどね!」
「うん、じゃあ大丈夫。きっと大丈夫だよ」

――――――――

「ミラル君!!」
「…びっくりした。ミア姉、どうしてここに?」
「ふふ、ロリさんの粋な計らいってやつですよ!ハッピーエンドのためには、どうしてもミラル君が元の世界に居ないとダメなんですよ!私的にも、戻ってきてくれた方が嬉しいです!」
「ダメだよ、俺が戻ったらこの世界は…」
「貴方が居ない世界なら、滅んだ方がマシ…くらい言ったらどう?」
「ディシディアまで…」
「ほら、さっさと帰るわよ。また世界が耐えられなくなったら、その時はその時よ」

世界と俺を秤にかけて、俺を迎えに来てくれるのか。
もう彼女が何処にも居ない世界でも、俺は存在してもいいのかい?

「本当、愛なんてくだらないわ」
「そうだね、だからこそ美しいんじゃないかな」

――――――――

「ところで、手紙には何が書かれていたんですか?」
紅茶を淹れながら、ユウ姉が私に訊ねる。
「奇跡みたいな夢言、かな?」

はい、というわけで完結しました。
そして遅刻しました。いやー、間に合わなかった。

もっとゴリゴリに長くしても良かったんですけど、
個人的にはあとがきっていうか蛇足っていうか、
もうそれくらいで良いかなって感じで書きました。

ミラル君が居なくなったその後の世界、
手紙にはなんと…?

って感じでも良かったんです。
でもそうしなかったのは、誰かの犠牲の上に成り立つ結末は、
決してハッピーエンドとは呼べないからです。

勿論、そういう結末も好物ですが、
なんかいつの間にかロリちゃんが語り部になっていて、
じゃあ正義感があって、犠牲を好まない彼女なら、
きっとミラル君を取り戻そうとするんじゃないかなー
と彼女の視点に立って考えた結果です。

えー、と。
ミラル君が戻ってきたシーンも無ければ、
最後もたったの3文という短さ。
そこを細かく書いても、「言われなくてもわかってるよ!」
となりそうな、それこそ蛇足だったので、
皆さんに委ねちゃいます。
アンカーがバトンをまた誰かに渡そうとする愚行(笑)

便利な力で解決しても意味ない、
とは言っても、ロリだけではどうしようもない!
ってわけで色々な能力を借りちゃいました。

実は伏線や不明点を全て無視して、
失ったものを取り戻すためだけの話にしました。

最初も最後も僕が書いたので、
最後に総括!!

力不足を痛感しました(笑)
でも楽しかったです!

それでは~
スポンサーサイト


コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

リューニャー

Author:リューニャー
メール:whale_in_the_cup?yahoo.co.jp
?を@に直して下さい。

生息地 北海道
職業  保育士
性別  男(21歳)
読書とゲームが好きです
PSPo2iインフラは9月29日に終了しました。
PSO2 シップ1
漫画冊数:1338冊
Twitterやってます。
→@mukootoaoto(ブログ更新情報も見れるよ!)

リンクフリーです。
相互リンクも募集中。
また、当ブログをリンクしているのを確認次第、
基本こちらでも追加していくことにしました。
(相互リンクは基本応じますが、ブロともは現在受け付けておりません。ご容赦下さい)

随時更新記事

便利?な記事まとめ

用語辞典
最終更新日:1月2日

チーム紹介
最終更新日:1月18日

キャラ紹介
最終更新日:7月18日

GEシリーズプレイ記録
最終更新日:1月2日

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
コップの中のお客様
検索フォーム
ランキングに参加しています
にほんブログ村 ゲームブログ ファンタシースターポータブル2へ
クリックしていただくと、 このブログの寿命が延びます。ブログ主のやる気も伸びます。 (Ctrlキーを押しながらクリックすると飛ばないらしいです)
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。